「大人って怖いな…。」
三寒四温と昔の人は上手に表しているとおり、今日はまた寒い雨の一日です。
今日のつれづれは子供をとりまく周りの大人たちについて。
最近、さすが先生だな、素晴らしいな、見習いたいなと感じる先生が少なくなってきたように思います。
先生も普段からかなり残業されていて、土日も部活に付き合って自分の家族と過ごす時間も犠牲にしてくださっている過酷な職業であるということは理解しているつもりです。(これも少しずつ改革が進むのを願います。)
しかし、先日、高校合格を果たした翌日の夜、私が息子に「先生、おめでとうって言ってくれた?」と聞いたら、
「めっちゃ怒られた…。」と。😧💦
朝一番に自分のところに来なかったから、が理由だそうです。
息子にしてみれば、合格を目にしたその後すぐ電話で報告しているし、朝の職員会議の直前よりはホームルームが終わってから行こうと思っていました、と伝えても、怒りのスイッチが入ってしまった先生は収まらず、「舐めとんのか!おのれは!アホ、ボケ、カス!常識がないんじゃ!」とまあ汚い言葉オンパレード。
この担任は国語の先生なんですが、普段からこういう言葉が枕詞のように出てくるし、えっ?と思うようなことも子供に言ってしまっていることが度々あります。
国語の先生なので、試験問題にもある作文の添削をお願いしても、「こっちも忙しいんでね。」と断り、面接の練習も「部活の顧問の先生にでもしてもらえ。」と余計なことは一切したくありませんという接し方でした。
しかし、一番に報告に来い!自分に感謝しろ!と言う…。
娘の方も小さな頃から習っている英語を高校生になっても続け、学業、テニス部、塾とそれはそれは大変な両立を必死で3年間頑張っていましたが、いつも心折るような言葉を投げかけてくるのは先生でした。
部活の顧問の先生、塾の担当の先生、それぞれ自分のカテゴリーを優先するのが当たり前で、それ以外のことも頑張ろうとすると、何ごと??とばかりに責められました。英語の発表会や英検も先生は怒るからと嘘の理由を苦労して考えなければならなかったり。
どうして、それもいいね、両方頑張ってるんやね、と受け入れてもらえないのか、本当に親子で悩みました。
ついこの間も、英語のレッスンがあるからと塾を夕方に帰ろうとした娘は
先生に、「もうおまえの帰って来る場所はないぞ!」と言われたそうです。
娘は、ショックを受け、私のラインにいっぱいその気持ちを書き込みしていました。
応援してくれてると思ってたのに。
大人って怖いな。。。
これから、少しずつ大人の世界に入っていこうとするこの年代の子供に、こんな残念な思いをさせるなんて。
大人社会の一員である私も嘆いてばかりではなく、何かできることはないのかと考えずにはいられない日々です。
そんな立派な、素晴らしい大人でなくても、ああ、大人になるのも悪くなさそうだな、こんな風に将来なりたいなとか少しでも思ってもらえるような人が子どもたちの周りにいてくれたら。。。
私たち大人一人一人がそんな明るい未来を示す存在になりたいものです。